みなさん、こんにちは♪
あなただけに託された唯一無二の感性を解き放ち、「自分に生まれて良かった」を体験するピアノ&アレクサンダーテクニック教室のリョウコです。
今年はなかなか梅雨がやって来ませんね~
昨日は午前中土砂降りだったので、庭の樹木も潤って、今日はまぶしい太陽の下、なんだかみんな嬉しそうです♪
でも、雨さん、もっと降って欲しいな~。。。
梅雨の時期には、ショパンの「雨だれの前奏曲」や、ドビュッシーの「雨の庭」、武満徹さんの「雨の樹素描」が弾きたくなりますね♪
と言いつつ、ブログ更新が遅くなっていることに気付きながら、「書ける時に書いていこう!」と思い、また筆を執った次第です(正確には、タイプ打ちを始めた次第です、笑)
さて、初めてのレッスンシリーズですね!!
私事ですが、日本に帰国して、早2年が経ちました。
その間に、縁あって私の教室に来てくれるようになった生徒さんや、未だにオンラインレッスンで繋がっている海外の生徒さんなど、「生徒さんの可能性を開いていく」という、神聖なお仕事をさせていただいているなと思う今日この頃で、私も私にできる可能性を全開にしてお仕事していこう!と気合が入ります。
そしてやはり、私が大切にしていることや、私は私のレッスンを通して「生徒さんたちに何を体験してもらいたいのか」ということを、このブログを読んでくださっている方々にも、そして私自身にも、はっきりさせ続けることが大切と思い、「初めてのレッスンシリーズ」続けていきたいと思います。
レッスンの計画を立てるにあたって
私は、生徒さんとの顔合わせが終わって、お互いに一緒に歌ったり、リズムやピアノで遊んだりすることに慣れてきて、生徒さんの性格や好きなこと、嫌いなこと、どのような傾向があるのか、など、いろいろ観察ができてきたころに、
「どのような方向へ向かってレッスンを進めていくと、この生徒さんは花開いていくだろう」
ということを念頭に置きながら、レッスンの計画や、使っていきたい教材、どのような比重でレッスンを組み立てるか、など、考えていきます。
どのような比重とは、レッスンで、
- 創造的な活動(即興でリズムやメロディを作る、綺麗な伴奏に合わせて歌を歌ったり、弾いたりして気分良くなる、など)
- ソルフェージュ(拍動、リズム、音感と和声の正確さ、譜読みする能力)
- 実際にピアノで、歌っているかのように弾く
という要素を育てていきたいと思っているのですが、その要素をレッスンでどのように配分するかということですね。
これに関しては、別のブログで書きたいと思います。
レッスンで何を体験したい?
さて、レッスンとは、いったい何なのでしょうね。。。
みなさん、考えたことあります?
レッスンで経験すること、または、あなたが「レッスンで経験したいと思っていること」、実は後者の方が圧倒的に大切ですが、それは何でしょうか?
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私は「レッスン」とは、「音楽的体験」だと思っています。
音楽的体験て、何だろう?
で、「音楽的体験」って、いったい何???となりますよね、ハイ。
音楽家や、指導者各々の方に、その人にとっての「音楽的体験」があると思いますが、
私の場合、
「あなた(私)の感じていることを、音の中に解放している体験」
「あなた(私)が誰であるのか、それを音の中に聞く体験」
です。
こう書くと、さらに「なんのこっちゃ?!」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実際、これを経験すると、こんな感じです。
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音楽と一体となる感じ
音の中にいる感じ。
そこでは、やろうとしなくても、自然と自分自身が、もっと自分自身に帰っていく感じ。
音の響き、拍動の中で、「私と音楽」が呼吸していて、音楽が私の中を流れていて、弾いていて気持ちが良い。
ただ感動する。その瞬間がとても鮮明なものになる。
心地よくて、もっと弾きたくなる。
という感じですね。
で、私は、これをレッスンで体験していくことが、最も大切だと思っています。
演奏するとは、あなたの心の、魂の声が、音の中に表現されるということ
生徒さんがこの体験をした時、生徒さん自身だけでなく、私もすーっごく感動するんですよね。
「生徒さんの本当の声を聞いた」と感じて、私はこのためにレッスンしていると思うこともあります。
生徒さんも、「すごく気持ちよく弾けました」と言ってくれることが多いです。
そして私は特に、初心者の方に体験してもらいたい事柄だと思っています。
しかも、1回とか2回とか、そんな少数の回数ではなく、何度も何度も、毎回のレッスンで体験し続けること!!そんなレッスンを何年も続けること!!
を、目標にしています。
「え?初心者でこんな高度なことができるの?」
「始めは音を覚えたり、指を動かせるようになるのが始めの第1歩なのでは?」と思われる方、いるかもしれませんが、大丈夫です。
ピアノを用いなくてもできることですし、ピアノが使いたければ、2小節の、弾く音がたった6個しかなくてもできます♪
もう何年も、大人子供の初心者の生徒さんで、検証済みです♪
そうやって育っていく生徒さんは、子ども大人に関わらず、みんな音楽が大好きで、ピアノが弾きたくて、受験勉強や仕事の忙しい時期にも、必ずピアノを弾くように成長します。
「音楽をする(楽器を演奏する)」ということは、言葉では言い表せない感情や、高度な思考の解放であり、表現です。
「何が間違っているか、正しいか」などという、狭い価値観に縛られていない、
あなた自身の心の、魂の声であり、歌なのです。
それこそが、芸術の神髄であり、音楽的体験、そして毎回のレッスンで体験していくべきことだと、私は思っています。
レッスンにご興味のある方は、ぜひ一度、お問い合わせください♪
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