さてさて、生徒さんが「レッスンで学んだことを、家でどんどん練習してみたくなる」ためには、レッスンでどのようなことを経験すれば良いのでしょうか?
でもそれを考える前に、
「どうしてピアノが嫌いになってしまうの?」を考えてみたいと思います。
レッスンでピアノを嫌いになってしまう要因その①
私は要因は主に2つあると思っています。
まず今日はそのひとつめ。
それはずばり、
弾いている曲が楽しくない
楽しくなかったら、弾く気、起こりませんよね(笑)
当たり前だよね~(汗)
好きでない曲を好きになれと言うことは、納豆が嫌いな人に好きになれと言っているようなものです(笑)
ムリだよ、ムリ(大笑)
どんな曲でもいいんです、Jポップでも童謡でも、アニメの曲でも、映画の曲でも何でも良いです。
弾いていて、「この曲好きだなぁ、いいなぁ」と思う経験が、もっとも大切です。
ピアノを始めたばかりの人でも、たとえプロでも、私たちは自分の幸せのためにピアノを弾いているのですから。
ですので、ピアノを弾いて、幸せを感じることのできる曲のレパートリーをたくさん持ってください。
これは、私が生徒に常日頃言っていることです。
ところで、小さいお子さんは、自分の好きな曲がどういうものか、分からないことが多いです。
でも、それでも一緒に歌を歌ったり、即興で先生の伴奏に合わせて何か弾いてみたりしているうちに、その生徒さんがどのような曲調のものが好きなのか、指導者には分かるものです。
そこで、その生徒さんが興味を持ったり、彼らの好みに合いそうな曲を選ぶことがとても大切。
そして、学んでいる曲があまり好きそうでなかったら、さっさと終わらせて、次の曲へ移ること。
完璧主義は、可能性を押し殺してしまいます。
興味を持てなくて苦労しているのなら、さっさと次へ行くことが必須です。
そして、生徒さんが弾いていて「楽しい!」と思える曲を1曲でも多く見つけて、それを学ぶことが大切。
人生は長いようで短いです。
好きな曲をたくさん弾いて、ピアノを弾くたびに幸せになってください。
そして好きな曲のためだから、多少の難しさも乗り越えることができます。
次回、ピアノが嫌になってしまうレッスンの要因について、まだまだ書いていきますよ~♪
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