ピアノが嫌いになっちゃった!No.3

ピアノ

さてさて、生徒さんが「レッスンで学んだことを、家でどんどん練習してみたくなる」ためには、レッスンでどのようなことを経験すれば良いのでしょうか?

でもそれを考える前に、

「どうしてピアノが嫌いになってしまうの?」を考えてみたいと思います。

レッスンでピアノを嫌いになってしまう要因その①

私は要因は主に2つあると思っています。

まず今日はそのひとつめ。

それはずばり、

弾いている曲が楽しくない

楽しくなかったら、弾く気、起こりませんよね(笑)

当たり前だよね~(汗)

好きでない曲を好きになれと言うことは、納豆が嫌いな人に好きになれと言っているようなものです(笑)

ムリだよ、ムリ(大笑)

どんな曲でもいいんです、Jポップでも童謡でも、アニメの曲でも、映画の曲でも何でも良いです。

弾いていて、「この曲好きだなぁ、いいなぁ」と思う経験が、もっとも大切です。

ピアノを始めたばかりの人でも、たとえプロでも、私たちは自分の幸せのためにピアノを弾いているのですから。

ですので、ピアノを弾いて、幸せを感じることのできる曲のレパートリーをたくさん持ってください。

これは、私が生徒に常日頃言っていることです。

ところで、小さいお子さんは、自分の好きな曲がどういうものか、分からないことが多いです。

でも、それでも一緒に歌を歌ったり、即興で先生の伴奏に合わせて何か弾いてみたりしているうちに、その生徒さんがどのような曲調のものが好きなのか、指導者には分かるものです。

そこで、その生徒さんが興味を持ったり、彼らの好みに合いそうな曲を選ぶことがとても大切。

そして、学んでいる曲があまり好きそうでなかったら、さっさと終わらせて、次の曲へ移ること。

完璧主義は、可能性を押し殺してしまいます。

興味を持てなくて苦労しているのなら、さっさと次へ行くことが必須です。

そして、生徒さんが弾いていて「楽しい!」と思える曲を1曲でも多く見つけて、それを学ぶことが大切。

人生は長いようで短いです。

好きな曲をたくさん弾いて、ピアノを弾くたびに幸せになってください。

そして好きな曲のためだから、多少の難しさも乗り越えることができます。

次回、ピアノが嫌になってしまうレッスンの要因について、まだまだ書いていきますよ~♪

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