目的達成重視か、プロセス重視か

初めてのピアノレッスンシリーズ

みなさん、こんにちは♪

私たち一人一人に与えられた、唯一無二の感性を解き放ち、

「自分が自分に生まれて良かった」を体験するピアノ&アレクサンダーテクニック教室のMusic as a Whole井筒良子です。

初めてのピアノレッスンシリーズということで、ここ数回ほど、

「自分の楽しい」を大切にしようとか、

「あなたを開いてくれるもの」に触れて、

自分が「開いている状態」の経験をたくさんしようとか、

これを書いている私には、よく意味が分かるのですが、、、、

分からない人も、

もちろんいるよねー!!(反省)と、思っています(笑)

また、こんなふうに書いていると、

「楽しいだけをやっていて、私たちは本当に学べるの?」

「あの曲が弾けるようになりたいという目標を叶えられるの?」

と疑問に思う方もいるかもしれません。

この問いに対する私の考えは、

はい、学べます。

最高の学びになりますし、好きな曲だけでなく、他の曲もバンバン弾けるようになります

と、答えますが、

今日は、なぜ私が、この「楽しい」や、自分が「開かれている」感覚をレッスンで最も重視するのかについて、簡単にお話しますね。

目標達成重視と、プロセス重視

さて、世の中には、

目的を持って、その目的に向かって生きること、そしてそれを達成することが最も大切であり、それがすべてである

と考える人と、

目的に達成するまでのプロセス(過程)をどう生きたか、そこで何を学んだかが大切で、今、ここでやっていることに、全集中することがすべて

と考える人がいると思います。

私は、後者の「プロセス重視派」なのですが、もう少し詳しく言うと、

何かを達成したいその過程で(目的に向かっている過程で)、

「どれだけ多く、自分の持って生まれた感性と能力を発揮できたか」

ということ次第で、

到達する結果がまったく違うものになります

つまり、私の場合、「目標達成重視」と「プロセス重視」の両方を、同時に進めていくため、

「プロセスを楽しみながら、素晴らしい結果を手に入れましょう」

ということなんです。

厳密に言うと、ただ「素晴らしい」だけでなく、

「思い描いたよりも、素晴らしい」世界へ到達しませんか?

ということです。

プロセスを楽しむことを最大限に活用して、想像もできなかった結果に到達する

今までの私自身の経験や、日本だけでなく、ヨーロッパでも生徒さんを20年近く教えてきて分かったことは、

学ぶプロセスにおいて、

自身の能力を最大限に発揮し、

自分だけに与えられた感性を伸び伸びと楽しみ、

その中で成長できた場合、

到達できる結果が、初めに想定したもの以上になることは、よくあることです。

自分にあるとは思ってもみなかった本当の自分が芽吹き、

すくすくと育つようにレッスンした場合、

想像もできなかったほど、満ち足りた世界へ到達できることは、

当然と言えば当然かな?と、思います。

目的達成だけを目指すと、覆すことの難しい固定観念ができる

この目的達成だけを目指すことに異議を唱え、その過程を重視するというのは、アレクサンダーテクニックの創始者、F.M(フレディリック・マティアス)アレクサンダーが、唱えた

End-gaining(目的獲得)と Means-whereby(手段)です。

私はこの考え方を、指導するときだけでなく、人生の指針にしています。

なぜなら、目的だけを達成するように生きると、必ず、歪みが出てくるからです。

その歪みは、その時に出るかもしれないし、3年後、5年後、もしくは10年後かもしれません。

そして出てきたときには、無意識のうちに起こる癖となり、固定観念となり、その人の考え方、感じ方、そして生き方そのもの、その人自身となり、容易に変化を起こすことが難しくなります。

と言いつつ、たとえ、そうなったとしても、

固定観念をくつがえし、

本当の自分が息を吹き返すように、自身が変容していく感覚は、本当に素晴らしいものなので、

どちらに転んでも、結局は、大丈夫!!

なんですけどね!(笑)

ということで、「目的獲得」と「プロセス重視」について、これからも書いていきますので、どうぞお楽しみに♪

今日も良い一日を♪

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Music as a Wholeでは、あなただけに与えられた唯一無二の感性と創造性を花開くお手伝いをしています。

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