みなさん、こんにちは!
私たち一人一人に与えられた唯一無二の感性を解き放ち、「自分が自分に産まれて良かった」を体験するピアノ&アレクサンダーテクニック教室の井筒良子です。
さて前回の記事では、アレクサンダーテクニック(以下AT)は体験があってこそ理解できるものであること、そして初めてATのレッスンに来られたピアニストの方からの感想を紹介しました。
今日は、その方への私の返信を紹介したいと思います。
〇〇さん、こんにちは
先日は遠い所をお越しいただき、また、素敵なメッセージをいただき、ありがとうございます。
メッセージを読んで思わず拍手してました~(笑)
レッスンで体験した感覚を、一人で思い出せたとのこと。
○○さん、ATの素晴らしいスタートを切られたと思います。
ATを学ぶ過程は、必要でないことを、辞めていく旅です。
その道を歩いていくと、居心地の良い心身、持って生まれた本来の自分自身へと変容していきます。
それと同時に、自分自身の最も心地良い状態に、自分を居られなくさせているものは何か、つまり、持って生まれた本来の状態を遮っているものは何か?ということを垣間見ることにもなり、それはそれは本当に、味わい深い旅路となります。
私が一番嬉しく思ったのは、Mさんが、何もしていなくても、居心地の良い自分自身になれることに気付いたこと。
私たちは、「自分には足りない」と思って、外側から何かを補充することに焦点を充ててしまいがちです。
良い状態であるために、何かを手に入れ、それで自分を矯正していく。というようなアプローチですね。
でも私たちは、外側から何かを付け加えたりしなくても、
居心地の良い状態を、
本来、生まれ持っているのです。
そのことに少しずつ気付いて、その生まれ持ったものを活性化し、ともに生きていくことができたら、自分自身の足でしっかりと立ち、豊かな日々を暮らせると私は思っています。(以上ここまで)
いかがでしょうか?
この「私には足りない」と思って、外から何かを付け加える
このアプローチは、数ある健康グッズが物語るように、当たり前のように行われている事ではないでしょうか?
靴底に敷くインソール
姿勢が良くなる椅子、座布団、スリッパ、インナーマッスルを鍛える下着等々、数え上げればキリがありません。
そのような表面的な事ばかりではありません。
教育を代表する様々な場面で、外側から与えられ、
「何かをすること」ばかりを学んできており、
「私達の中にすでに息づいているもの」
それに目を向けることをしません。
それでは次のブログでは、アレクサンダー自身がどのように自身の長年の悩みと向き合い、その原因を突き止めて行ったか、その過程で発見していった人間の原始的な機能作用について話していきたいと思います。
