井筒良子(いづつりょうこ)
神戸市生まれ。
ピアニスト、ピアノ教師、アレクサンダーテクニック教師
日本
県立夢野台高等学校を経て、大阪音楽大学音楽学部卒業。武谷安子、小出ひろみの各氏に師事。
なにわ芸術祭、大阪音楽大学短期大学部卒業演奏会、グループヤングトーンコンサートシリーズ、大阪音楽家協会主催コンサートシリーズ、自由学園主催親子のための音楽会等、ケアホーム、病院での演奏も積極的に行う。
音大生時代は、さまざまな治療法を試すも完治することのなかった腱鞘炎に悩まされていたが、卒業後に出会ったアレクサンダーテクニックによって、慢性的な腱鞘炎を克服し、アレクサンダーテクニックによってもたらされる、演奏表現の質の向上を体感。
さらにアレクサンダーテクニックとそれを用いたピアノ奏法の研鑽のため2010年渡英。
イギリス
ギルドホール音楽院の大学院演奏家課程を優秀な成績で卒業。
在学中から、世界で初めてピアニストでアレクサンダーテクニック講師となったネリー・ベン・オー氏のもとで研鑽を積む。
その他、ピアノと室内楽をピーター・ビーセル氏、マルティーノ・ティリモ氏にも師事。
ピアノ
学生時代にマスタークラス、演奏プロジェクトに参加する機会を得たほか、様々なランチタイムコンサートやミュージックフェスティバルで、ソリスト、伴奏者、室内楽奏者としても定期的に活躍。
2019年音楽家の登竜門であるSt.Martin in the Field(イギリス、ロンドン)でのオーディションに合格し、世界のピアニストシリーズでソロコンサートを開く。
演奏活動の傍ら、映画音楽などの録音にも参加、そして後進の指導にあたり、ABRSMグレード試験では、試験を受ける生徒全員がDistinction(最優秀)Merit(優秀)で合格。
自身の経験に基づいた、アレクサンダーテクニックを用いたピアノ奏法の指導は、子どもから大人まで日本、イギリスの両国で好評を博し、音楽教室Music as a Whole を主催して、後進の指導にも精力的に取り組んできた。
アレクサンダーテクニック
2013年ウエストミンスターアレクサンダーテクニック教師養成学校をジョン・ハンター氏、ドロテア・マゴネット氏のもとで学び、優秀な成績でSTAT公認の教師資格を取得して卒業。
その後2022年まで、イギリスを拠点とし、パトリック・マクドナルドの高弟であったテッド・マクナマーラに師事し、教師養成コースを卒業後、毎週、個人レッスンとグループレッスンを受ける。
またピアノとアレクサンダーテクニックをネリー・ベン・オー財団の特別奨学生として全額学費免除でネリー・ベン・オー氏の元で研鑽を積む。
その他、ヤフダ・クーパーマン氏、アン・バッティ氏、イラーナ・マチョヴァ―氏、セルマ・ゴッケン氏、ピーター・バコック氏、ジュディス・クラインマン氏など、レッスンを受けたり、参加した講習会の数は数知れません(笑)
自身のピアノの生徒以外にも、音楽家や俳優、アスリート、ダンサー、事務職の人や主婦、自閉症を持つ子供など、幅広くレッスンを行っている。