みなさん、こんにちは♪
「自分が自分に生まれて良かった」という喜びを体験するピアノ教室Music as a Whole(ミュージック・アズ・ア・ホール)の井筒良子です。
さて、私は昨年12月1日から24日まで、クリスマスまでのカウントダウンとして、毎日ライブ配信でクリスマスの曲を生演奏でお届けしました。
「あ、やってみたら、楽しそう♪」という軽い思い付きと、小さなワクワクを実現するため、ほとんど準備なしでやったのですが。。。
いやー、本当に大変でしたね(笑)
でもその24日間、そして23日目には、コンサートで弾くことがあったので、まさに自分との戦いの日々だったのですが、お陰様で本当に貴い数々のことを学ばせていただきました。
すべてをここでは書ききれませんが、心に深く響いたいくつかを、お話したいと思います。
もしご覧になってみたい方は、こちらにありますので、ぜひどうぞ♪
すべてが土壇場の向こう見ずで、めちゃくちゃ緊張(笑)
まず「やってみよう♪」と思い付いて、準備期間10日間くらいで、マイクを買ったり、YouTubeライブの仕方を調べたり、サムネイルの作り方を学んでみたり、、、その合間にどの曲を弾こうかなと譜読みをしたり、
すべてが土壇場(汗)。
「向こう見ずは天才」と言われますけど、ま、私が天才かどうかは脇に置いて、
「向こう見ずだから、できたよね」と、今なら思います(笑)
実際、ライブ配信をする時には、ほとんど練習していない曲を弾くこともあり、
話している間に、「私、ちゃんと弾けるのかな?」と思い始め、緊張してきてしまいました。
しかも、カメラとパソコンを相手に話すのと、実際にお客さんを前にして話すのとでは大きな違いがあります。
そんなことも知らなかったので、、、
ライブ配信では、直接の反応がない、チャット欄でも、インターネットなので反応が遅い、といった初めての経験のオンパレードでさらに緊張。。。
弾けるはずの曲でさえ、満足に弾けない日々が続きまして、毎日撃沈。。。
しかも、毎日8時50分という夜に弾いて、たとえ上手に弾けても弾けなくても、アドレナリンは出るので、弾いた後は、目が冴えて眠れない、朝と昼間がめちゃくちゃしんどい、という超悪循環。
3日目に弾いた後に、「私、これ、本気で24日間やるの?」と思ったくらいです。
カメラの前ではニコニコ笑ってましたけど(笑うの得意)、
「あぁ、今日も弾けなかった(沈)」
と、なっていたんですよー。
言うなれば、意気揚々と高台からジャンプをしたのは良いものの、落下してコンクリートに頭をガーンと打ちつけて倒れている気分でした。
あなたのために、私は弾く
でも、1週間くらい経ってきた頃、
毎晩変わらず40人ほどの方たちが、ライブにお集まりくださっていたり、
聞いてくださっている方たちのコメントや、
毎晩終わると丁寧な感想をくださる方たちの反応を受け取り続けて、
「私は落下してコンクリートに頭をぶつけているのではない。
私が落下しても、
この人たちが下で、私を胴上げしてくれるように、柔らかく受け止めてくれている。
そして私がまた、明日の舞台に立てるようにしてくれている」
ということに気付きました。
気付いたというより、「体験した」と言った方が正しいかもしれません。
たとえ私が「失敗した」と思っても、良い演奏ができなくても、喜んで聞いてくださる方たちがいる、私を受け止めてくれる方たちがいる。
そんな人たちのために、
「たとえ夜は眠れなくても、日中どんなにしんどくても、私は必ず8時50分にカメラとピアノの前に座って、この人たちに音楽を届けるんだ」
と、思いました。
聞いてくださる方たちが、まさに私に力を与え続けてくれたのです。
こんな経験をさせていただいたことに、心から感謝したいと思います。
そして今は、生徒さんに
「大丈夫、あなたならできる。もう一度、やってごらん」
と受け止め、最後まで彼らの可能性を信じ、応援する存在でありたいと、さらに強く思うようになりました。
ということで、貴重な24日間で体験したことの続きは、また明日!
どうぞお楽しみに♪
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Music as a Wholeでは、生徒さんたちが楽しく音楽を学びながら、「自分が自分に生まれて良かった」という喜びを体験するレッスンをしています♪
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