みなさん、こんばんは♪
「自分が自分に生まれて良かった」という喜びを体験する、ピアノ&アレクサンダーテクニック教室Music as a Wholeの井筒良子です♪
早いもので、新年が明けて3週間経ちました!
みなさん、いかがお過ごしですか?
新年も明けて、そして4月からは新学期ということで、新しく習い事を始めてみたいと思っている方もいらっしゃると思います。
そこで、今日からは、ピアノを教えるという指導者の立場から、私が一番初めのレッスンと、初期の半年間のレッスンで、大切にしていることについて、書いてみたいと思います。
あなたの「好き」と「楽しい」の中で遊ぼう
まず最も大切にしていることは、生徒さんの
「好き」と「楽しい」を、そのまま発揮させる
です。
言い換えると、
「型に、はめない」
ということになります。
具体的に言うと、一番初めと初期のレッスンで、
① 楽譜は使わない
② 音遊び&リズム遊びをする
③ 即興で連弾しながら、曲を作って遊ぶ
ということです。
「なーんだ、そんなことか」
と思われたそこのアナタ!!
ここには、深ーい深―い理由があるのです。
音楽を奏でるってどういうこと?
よく、「音楽を奏でる」ということは、
「目の前に誰かが作った楽譜があって、それを弾く」
というように捉えている方が多いのですが、
違うんですよー!!
これはクラシック音楽(バッハとか、ベートーヴェンとか、モーツアルトとか、ショパン、ラフマニノフなどの作曲家の書いた音楽作品を弾くジャンル)なら、ほぼ当てはまりますが、
音楽って、
「あなたが感じていること」を
「あなたの好きなように」
「あなたが気持ち良いと感じるメロディ、リズム、ハーモニー」などで
音に描き出す
ことなんですよ!!
誰かの作った音楽を弾くことだけでは、ないんです!!
そもそも、100年以上も人々に愛される曲を作った偉大な作曲家達は、
彼らの感じていることを、彼らの思うままに、音に描き出していったのです。
私たちも、一番初めのレッスンから、できるならば一生涯、
自分の気持ち良いと思う音の響きを、音の中に解放していくことが大切です。
シンプルなものでも、短くても、メロディだけでも何でもいいのです。
自分の「気持ちいいな」と思う自分の音楽を創ること、
これは人間らしく生きるために、とても大切だと私は思っています。
人生で初めて受けるレッスンの重要性
さて、人生で一番初めに受けるレッスンは、
今後のその生徒さんの
「ピアノを弾くことの楽しみ」を、
大きく左右するものになります。
そこで、始めから、
「この音はドよ」とか、
「手を丸くして」とか、
「このリズムは四分音符だから、一拍伸ばすのよ」
とか言われても、、、
それは、
道具の使い方を学んでいるだけで、
道具を使って体験することのできる世界を、経験しているわけではありません。
せっかくレッスンに行くんだったら、それでは、もったいなさすぎる!!と、私は思います。
プロの音楽家が、あなたのそばにいれば、あなたは全くの初心者でもきっと、
あなたが
「気持ちいいな~楽しいな♪」
と、音楽の中で、自由に、羽ばたけるようにしてくれるはずです。
音楽ができるようになったら、行くことのできる世界を、初期のレッスンで先生と一緒に先取りする!
さて、私たちは車の運転を学ぶとき、車の運転をしたいから教習所に行くのでしょうか?
それとも、車を運転することが出来たら、
行くことのできる場所
見ることのできる景色
大切な人を隣に乗せてドライブする楽しみ
それがあるから、車の免許を取るのでしょうか?
初期のレッスンでは、私は、生徒さんが、
「楽しいの連続」の中で、自分の感性や創造力を、伸び伸びと発揮できる
そんなレッスンづくりに徹底することにしています。
生徒さんが、初期の段階で、
「この音、すてきだな」
「先生と一緒に弾いていると、好き勝手に弾いているけど、気持ち良くなるな」
「この音とこの音の組み合わせ、このリズムが好き」
ということを、思う存分、ありあまるくらいに、経験することが大切ですね。
そんな「喜びの中」にいる時、私たちは、
「自分に生まれて良かった」と思うんです。
そして、それをもう一度経験したいから、何度でも、練習したくなる、チャレンジしたくなるのです。
「ドレミ」やリズムを読むことは、そんなに難しいことではありません、必ずできるようになります。
そしてそれは、道具の扱い方であり、車の運転の仕方を学ぶことです。
車を運転出来たら、行くことのできる世界。
それを、思う存分、レッスンで生徒さんに体験してもらうこと、これが一番大切です。
私たちひとりひとりは、かけがえのない、唯一無二の感性、創造性を与えられた存在です。
それを花開かせるために、私たちは生きていると、あなたは思いませんか?
初めてのレッスンシリーズ、まだまだ続きます~
お楽しみに♪
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Music as a Wholeでは、あなただけに与えられた唯一無二の感性と創造性を花開くお手伝いをしています。
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